WOW Student Program 2024にて制作した作品。
そこからCGWORLD 2025 CREATIVE CONFERENCE
NEXTクリエイターズ☆ステーションに登壇。
制作期間: 約1か月半
あらすじ
紺色の空の下、乾いた赤褐色の風が吹きすさぶ。
そのホワイトノイズに紛れ、一人の人物が帰還する。
時間の狭間を行き来する彼は、大いなる死の瞬間を誰よりも長く目撃することになる。
Modeling
Maya
人物のモデリングはなかなかに難しかったが、好みの見た目になった。
アニメーションにはMixamoを利用した。
Realtime Rendering
Unreal Engine 5
ゲームエンジンならではのリアルタイムレンダリングは強力だった。
UE5上で3DCGの作業を行いながら、それと並行してAfter Effectsでの編集作業を進めることができたため、非常に効率良く調整や修正を行うことができた。
この作品は時間が止まった世界の「記録」をコンセプトに作成した。
もし私が時間が止まった世界へ赴き、その景色を写真に収めたとして、それが本当に止まっていたと人に伝えることはできるだろうか。例えばカモメが空を舞う写真を見て、カモメが空で静止するおかしな世界だと一体誰が思うだろう。
しかしそんな写真の中に、一人歩く人物がいたらどうだろうか。たった一つ動くものが存在するだけで、動いていないもの全てが「静止」という属性を獲得する。つまり時間が止まった世界というのは、動きそのものを描くことができる映像ならではの表現だ。
私はそこに興味を抱き、それを一つのショートフィルムという形に梱包した。
生と死の狭間にはいったい何があるのだろうか。
生から死という、リニアに続く2つの状態が切り替わるその瞬間に時間を止める。するとそこには何が観測されるのか。生と死、その両者の揺れをはらむ状態を、死に際に美しく輝く恒星の死、つまり超新星爆発として描いた。